仙台Live2D勉強会に参加してきました
こんばんは。
今日は仙台で行われたLive2D勉強会に参加してきました。
Live2Dってなんぞって人はこちら。
ちなみに開催場所はこちら。
コワーキングスペース mag(まぐ) | 仙台市泉区のオタク応援コワーキングスペース
雰囲気良いですし、一日千円でwi-fiと電源が使えるのは凄くありがたいですね。オタッキーな勉強会的なことをするにはかなり便利かも。というか、単純にMMDやったりプログラミングしたりする時にここで作業がしたい。
閑話休題。
今日は参加した感想をサックリ書いてみたいと思います。
Live2Dって?
まずはLive2Dそのものに関するお話から。
そもそもLive2Dとは、二次元の絵をアニメーションにできるソフトウェアです。
簡単にいうと、レイヤーごとに分けられたキャラクタの画像をそれぞれテクスチャとしてポリゴンにはりつけ、それらを動かすことでアニメーションにしているんです。故に途中で3DCGで言うところのポリゴンモデリングっぽい動作(ポリゴンの整形)なんかも必要になります。
流れとしては、Live2DのModelerをつかって画像からアニメーションで使えるモデルを作成、そのあとAnimetorでアニメーションを作成・書き出しと言った具合。MMDやってる人なら、メタセコ等のソフトでモデル作成 → MMDでモーションの作成、みたいな関係だと思って頂ければ。
Live2Dすげぇ
では、実際に使った感想を。
まずModelerについて。想像よりもはるかに簡単に2次元のモデルを作成することが出来ました。バージョンが2.0になってから相当に便利になったらしく、画像を読ませた段階でポリゴンの自動生成やテンプレートを変形させる事でざっくりとモーション?(ボーンというほうが正しいかも)を作成することができるなど、めちゃくちゃ簡単にモデルを作ることが出来ます。モデル化するだけなら上手く行けば1時間ぐらいでできるんじゃないでしょうか。慣れれば相当早くなりそう。
3次元のモデルと比べ、作業時間がばかみたいに速くて本当に驚きました。やっぱりポリゴンの自動生成が偉大なんだと思います。しかも自動生成後に修正も可能だし、マウスでドラッグするだけで点の追加も可能というから本当に驚き。これは捗るわ。
次にAnimatorなんですが、クリック操作で簡単な動画程度ならすぐに作成することが可能でした。リップシンク等の機能もありますし、可動する範囲が限られていることもあり、MMDみたいに破綻することが殆ど無いので、アニメーションを作るのは結構楽。動きのコピペなんかを駆使すれば相当早く出来そうです。
全体を通して感じたことなんですが、学習コストが他よりも結構低めに感じました。ほとんどの操作はクリックのみで行うことが出来ますし、画像を部分ごとにわけて動かす、という直感的なわかり易さがあるからこそこれだけ簡単に作成できるのかなぁと思いました。
Live2Dのターゲットは絵師さん?
これについては超個人的感想ですが、Live2Dは絵を描く人が自分で描いた絵を動かす為に使うソフトウェアって印象が強かったです。素材についてはレイヤー訳されたpsdファイルを使用したんですけど、そもそもの話として、キャラクターが正面を向いており、なおかつ体の部位ごとにレイヤー分けされたpsdファイルを用意できないとLive2Dで使うことが出来ないです。
今回の勉強会では東北ずん子ちゃんのpsdファイルを使用しましたし、公式でもキャラクターのデータも配布しているのですが、最終的にオリジナルキャラを動かすためには自分でこれらのデータを準備しないといけません。
なので、最初のハードルは素材作成になるわけです。となるとデジ絵を描く絵師さんが、自分で絵を動かしたいという時に使うソフトになるのかなぁ、と。私自身は全く絵がかけないし、どちらかというとプログラマ(にわか)なので、自分一人で使うにはこのソフトはハードル高いなぁという印象を受けました。ただ、3DCGよりは明らかにハードルは低いと思います。
万物はずんだに帰結する
要するにずん子ちゃんマジ天使ってことです。
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今後も機会があったらLive2D触ってみたいですね。UnityやDirectXに対応したSDKも存在するらしいので、個人的にはそっちをいじってみたい所。
……でもその前にUnityの本終わらせないと/(^o^)\時間なさすぎぃ!